ここミレーニアの我が家の周辺では日中にキョンという外来種の小鹿に似た動物と野ウサギが外敵もいないために繁殖し堂々と活動しています。
今の時期からバラの芽が伸びてくる時期は山には食べるものが無く頻繁に山から下りて来ては家庭菜園や花壇の草花を食害します。
それらを防ぐため住民の我々は花壇や菜園にネットなどを張って食害から守っている状態です。
先日友達の奥さんのバラ園のネットを倒してキョンが侵入しバラの周辺に植栽していた花などが食害に遭いました。
やつらが好きなのは野菜はもちろん今の時期の花壇にあるパンジー、花キャベツ、チューリップの球根、ナスタチュウムなど春の草花類、緑ものなら何でも食べつくします。
これらから私はここではバラとそれらを混植してはいけないという事を学びました、そうしないとこれで味をしめたキョンはバラの芽が膨らむ時期に現れ新芽を食べつくします。奥さんはさっそくネットの補強をなされておりましたがそれ以前にここにはバラ以外植えない方が良いですよとお話をしました。
余談ですが最近バラとクリスマス・ローズを近くに混植されておられる方をよく見かけますが、バラ栽培の本を読みますと以下の理由でこれはやってはいけないことらしいです。
バラの寒肥の時期は１２月～１月頃ですがクリスマス・ローズは開花の早いのでそろそろ２月ころから咲き始めますがその近くに肥料を与えますとどんな植物でもそうですが開花に悪い影響を与えます。
すなわち１月にバラに寒肥をやると近くにあるクリスマス・ローズの開花に悪い影響を及ぼし、またバラは繁殖旺盛なクリスマス・ローズにバラが必要な１年間の基礎となるための寒肥の養分を取られる結果となりよろしくないということだと思います。
そんなことからバラの愛好家の間ではバラの近くにはクリスマス・ローズは植えないのが常識といわれています、最近クリスマス・ローズの人気がすごくて愛好家が増えておりますがバラの脇にはくれぐれも植栽しないようにしてください。 ローズはローズでも違います。John
PS:スイセン、クリスマス・ローズはキョンは何故か食べませんがチューリップの球根は大好きなようで掘ってまで食べていきます。