昨日の夕方、前から気になってやろうやろうと思っていて忙しくて出来なかった庭仕事をやりました。
実は一昨年、高いお金を出して購入したイングリッシュローズの大苗が昨年の途中から急に元気がなくなりました、調べると根元にこぶ状のものが2つ見つかりました。
そう、根頭がん腫病にかかっていたのです、土の中の細菌が根や接ぎ木などの傷口から感染し発症するバラの病気の一種です、なかにはかかっても花を咲かせるのもあるようですが一度かかったら治せない病気といわれています。
感染すると樹勢が弱くなる・・まさにその通りでした、すぐには枯れないのでコブをカッターナイフでえぐり取る手術を冬に行い様子を見ていましたが、この一ヵ月で急に弱りはじめ生育が止まって一部が枯れて来ました。掘り上げてみると根の張も悪いしそれに太い根は腐りかけていて根毛などはほとんどなく、株全体に病原菌がまわった状態でした。
こうなったら抜いた株は廃棄し苗床の50X50X50㎝に入っていた用土も全て取り出し処分しました。
土までと思われるかも知れませんがこのままの土壌でここにバラを再度植えると土に細菌が残っていて再び感染する可能性が高いからです。
次にここに植えるバラは植付けるまえに生物農薬なんですが商品名で「バクテローズ」を50倍に薄めそれにバラの根を1時間くらいつけてから植えつけるといいです。
しかしネットで調べて分かったことなんですがこの薬剤は高価だということ7~8000円位(500g)していました。
なので、私は用土を全て廃棄した後植え床はそのまま冬まで放置することとし、2月に再度新しい大苗と用土を購入し植栽してみようかと考えています。John
病気株はウィンチェスター・キャシードラル(ER) (白)メアリ・ローズの枝変わりです。今の大きさとしては写真のピンク色のバラと同期ですのであのくらいの株になっているはずだった。