先日私の田舎の名産品のラ・フランスの事を書きましたがあれからラ・フランスと田舎の関係について色々調べてみました。
紹介した高畠町は私の実家のある米沢市から車で30分ほどの所に位置します。
東置賜郡高畠町屋代(やしろ)地区はラ・フランスの発祥の地です、この西洋梨はその名の通りフランスで生まれ日本には明治35年頃に苗木が数件の農家に配布されたことから始まったとされています。
山形県では高畠町屋代地区がもっとも古くから植えつけられた土地とされていておよそ100年の歴史をもつ名産地です。
しかし、見栄えの悪さと栽培に手間暇がかかることから当時の生産の主役であったパートレットの受粉樹の裏方に徹していた時代がありました。
私がラ・フランスを見たガキの頃とは中学に入った頃で50年ほど前ですからその50年も前から栽培されていたことになりますね!!!
そのころラ・フランスは見栄えの悪さから「みだぐなし」と呼ばれていた「みだぐない」とは米沢弁で器量が悪いという意味ですので、ないを梨にかけたのかな??
昭和40年以降生産農家の方々の努力によりやっと真の価値が認められ高貴な香りを持つ西洋梨の女王の地位に駆け上がったとされています。
ラ・フランスを堪能できる時期は短く、10月下旬~12月までです、ちょっと硬い状態で出荷されますので追熟させ甘さと香りと果皮の黄が増した頃が食べ時です。 John